ウルフ・カウンタック バージョン1は、カナダ石油王でF1チームのオーナーであったウォルター・ウルフが市販のLP400をベースにランボルギーニ社へ特別に製作を依頼したスペシャルモデルである。エンジンはプロトタイプであるLP500に搭載されていた5Lエンジン(447PS)に変更、エクステリアはリアに大型の可変ウイングを装備、タイヤも極太超扁平タイヤに変更され、これをボディに収めるために前後のオーバーフェンダーも装備された。「赤いボディ+黒のオーバーフェンダー」のカウンタックは、1970年代後半にブームとなったスーパーカーの中でも大人気となり、また映画でも使用されるなど当時は大きな話題となった。
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